
ヨーロッパには「奇跡の水」「魔法の水」と呼ばれる湧水スポットが数カ所あります。ドイツのノルデナウ地区やフランスのルルドの泉などがその代表格です。最先端の医学をもってしてもこれ以上手の施しようがないという人々が世界中から毎年数十万人も集まってきます。そして多くの人がただただ温泉水を飲むことで、不思議と快方に向かっていくのです。
現代ではどんどん研究が進められ、これらの水には「活性水素」が含まれていることが分かってきました。ノルデナウの湧水の数値は、還元電位がマイナス420mvと、自然界では脅威的に低い数値です。近年日本でも、鹿児島県垂水地方や大分県日田地方など、九州で立て続けに極端に『活性水素』 が多い水が発見されました。『日本にもあった奇跡の水』と絶賛され、連日各マスコミに取り上げられました。
活性水素が身体にいいとされるのは、活性水素が老化をストップさせる力を持つからです。老化しない=酸化させない、腐らせない、錆びさせない、ということ。その力は酸化還元電位「ミリボルト(mv)」で表され、基準値はプラス200ミリボルトとされています。数値が大きいと酸化する力が強く、数値が小さいと(もしくはマイナスだと)還元する力が強いということになります。
一般の天然水はプラス200〜400くらいが多く、水道水はプラス500〜800くらいが通常のようです。水道水の方がプラスの値が高いのは残留塩素が原因です。つまり塩素が酸化の原因でもあることが分かります。
逆に、還元電位はマイナス側が大きくなればなるほど還元電位が強いと言えます。活性水素を含む水には、還元する力(老化防止の効果)があるのです。
活性酸素は、病原菌、紫外線、化学薬品、放射性物質、環境汚染物質(排気ガス、ダイオキシン等)によって生物の体内に発生すると言われています。他にも、過労、ストレス、寝不足などによっても発生します。本来人間にはこの活性酸素を除去する力が備わっていますが、現代ではそれを上回る活性酸素にさらされ続けているというのが現状です。
活性酸素による老化を防ぐために有効だと言われているのが、ビタミンE、ビタミンCなどの各種ビタミンや、カロチン、クルクミン、カテキン、ポリフェノール、フラボノイドなどの抗酸化物質の摂取です。活性水素を含む天然水をたっぷり飲むことで、お手軽&確実に身体の酸化を防ぐことができるのです。